食育レター一覧

おぎはら歯科の食育レター・12・1月号「腸内を整えhappyに」

今年は新型コロナウイルスの流行もあり今まで以上に感染症対策を行っていると思いますが、

体の内側からの対策も怠ってはいけません。腸内環境を整えることは健康に近づく第一歩です。

できることから始めてより良い感染症対策をしましょう!

 

の仕事は消化、吸収だけじゃない⁉

腸は大きく分けて小腸と大腸に分かれます。口から入った食べ物は、胃でドロドロに溶かしてから小腸に運ばれます。小腸でさらに分解し、アミノ酸やブドウ糖など必要な栄養素を吸収、その残りが大腸に送られ、水分やミネラルが少しずつ吸収されて不必要なものが便として排出されます。その他にも、「外敵から身を守る働き」「幸せホルモンであるセロトニン」を作る働きなど多くの働きがあります。

 

腸は危険を察知して外敵から身を守る!

私たちは気づかないうちに病原菌やウイルスなど有害なものを食事と一緒に摂取していることがあります。そんな時に危険を察知し防御するのが「免疫細胞」なのですが、その約70%が腸に集中しています!腸を整えて免疫力を高めましょうと言われているのは、腸が「最大の免疫機関」だからです!

幸せホルモン「セロトニン」って!?

腸には心を穏やかに保つ神経伝達物質「セロトニン」を作る働きがあります。セロトニンは幸福感、安らぎをもたらしてくれる作用から「幸せホルモン」と呼ばれています。脳内ホルモンの一種で小腸に約90%も存在しています!腸の動きを促す働きもあるので、ストレスをためこまず、お風呂にゆったりと入ったり、好きな音楽を聞いたり、上手にストレスを解消し、セロトニンを増やす生活を心がけましょう♪

  1. ①腸内環境を整える             ・・・乳酸菌、食物繊維(発酵食品、きのこ、海藻など)
  2. ②皮膚や粘膜の保護、粘膜を正常に働かせる  ・・・ビタミンA(かぼちゃ、にんじん、パプリカなど)
  3. ③白血球の働きを強化し、免疫を高める    ・・・ビタミンC(レンコン、じゃがいも、ブロッコリー、ピーマンなど)
  4. ④血行促進                 ・・・ビタミンE(ブロッコリー、ホウレンソウ、ナッツなど)
  5. ⑤インフルエンザウイルス増殖抑制、重症化予防・・・DHA、EPAなどn-3系脂肪酸(サバ、イワシなど)

 

疫を高めてくれる食品を毎日の食事に取り入れて、

風邪やインフルエンザなどに負けない元気な体づくりをしましょう!

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